腐った職場

バイトが嫌いだ。

存在が中途半端でやりづらい。

 

 

例えばバイトを頑張ったA君がいて、

仕事ができない正社員のBさんがいたとしよう。

 

 

2人の働きぶりはまるで天と地の差。

 

 

社員からの信頼はA君が独占して、

店の売り上げにもかなり貢献していた。

 

 

一方Bさんは真面目な割には成果が出ず、

陰口の対象の立場を独占した。

 

 

いつしかA君までもがBさんを見下すようになり、Bさんは辛さゆえに退職した。

 

 

これでA君はハッピーだろうか?

 

 

「君は社員並みに仕事ができるね!」

「Bさんと変わって欲しいよ!」

 

 

と言われて賞賛されていい気持ちかもしれない。

 

 

しかし、私はこう思う。

 

 

「そんな職場では、次は誰かがBさんの役割を引き受けないといけないのではないだろうか。」

 

 

「順番にいじめられっ子が変わる子供社会と同じではないか。」

 

 

A君が優秀ならば、

そんなバイトは即辞めてハーバード大の大学院に行ってMBAの資格でもとって仕舞えばいい。

 

 

Bさんを採用する時点で仕事ができない人だと見抜けなかった自分たちを棚に上げて

 

 

自分の保身と憂さ晴らしのために

他人を愛のない言葉で傷つけてばかりの

クズ人間と一緒にいるべきではない。

 

 

Bさんだけに目が行きがちだが、

根本的な問題は上司にあるのではないか。

 

 

そして辞めたBさんは賢明だろうと

私は思いながら日々過ごしている。